物を減らしてもスッキリしない理由とは?ミニマリストが解説します

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

がんばって不要な物を捨てたけど、なぜかスッキリしない…

SNSで見たミニマリストのマネをしてみたけど、何かちがう…

こんな経験、ありませんか?

そこで今回は「物を減らしたのにスッキリしないのはなぜか?」を考えたいと思います。

目次

物を減らしてもスッキリしない理由

なぜ物を減らしてもスッキリしないのか?

それは

「他人の価値観で物を減らしたから」

です。

片付け本の弊害

初心者がやってしまいがちなのが、

  • 片付けの本を読んで同じようにする
  • SNSで見たミニマリストのマネをする
  • よく考えずに「ときめかないもの」を捨てまくる

などの方法。

「え?でも物は減ったし見た目はスッキリしてるよ」

という人もいるでしょう。

たしかに、見た目はスッキリするかもしれません。

ホテルみたいに整った部屋になったかもしれません。

しかし、これには大きな欠点があります。

それは、ミニマリズムで一番大切な考え方である

「自分にとって必要最低限の持ち物で暮らす」の

「自分にとって」

がスッポリ抜けてしまっているのです。

そのため、部屋の見た目がスッキリしても、心はスッキリしません。

それどころか、気持ちが落ち着かなくなります。

「何もない部屋で心を落ち着けよう」

と思っていたのに、真逆の状態になってしまうのは…

イヤですよね。

どうすれば本当にスッキリするのか?

では、どうすれば本当にスッキリするのでしょうか?

答えは

「自分軸で考えること」

つまり、部屋をスッキリさせたいなら

  • どんな暮らしをしたいのか
  • なぜ物を減らしてスッキリしたいのか
  • スッキリと片付いた部屋でどう過ごしたいのか

を、自分の頭で考えることが大切なのです。

想像してください。

資格試験の勉強に集中したい人と、飼い猫とくつろぎながらお茶を飲みたい人。

この二人では必要な物がちがいますよね。

同じ部屋、同じ持ち物でいいわけがありません。

まずは自分の頭で考えよう

ここまで読めば、他人の価値観で物を減らすことの無意味さが分かると思います。

そして、心から本当にスッキリするためには

「自分はどう思うか」

つまり

「自分軸で考えること」

がとても大切なのです。

では、具体的に何をしたらいいのでしょうか?

次の章で説明しますね。

物を減らして心もスッキリする方法

部屋も心もスッキリさせる方法は、次の通りです。

  1. 理想の暮らしをイメージする
  2. 自分の理想に必要な物を考える
  3. 不要な物を捨てる

①理想の暮らしをイメージする

まずは、自分にとって理想的な暮らしをイメージしましょう。

  • どんな部屋で誰と一緒に暮らすのか
  • その部屋で何をしたいのか
  • なぜそう考えるのか

など、自分の理想やその理由について、できるだけ具体的に考えます。

このとき、自分の気持ちに素直になるのが大切です。

「他人からうらやましがられるように」

とか

「人様にはずかしくないように」

などと考えると、どんどん理想から離れてしまいます。

あくまでも「自分軸」を大切にしてください。

そして、考えたことは紙でもパソコンでもいいので、必ずメモしましょう。

どんな小さなこと、くだらなく思えることでも構いません。

メモに残すことで自分の考えがはっきりしてきます。

②理想の暮らしに必要な物を考える

次に、自分の理想を実現するために必要な物を考えましょう。

たとえば私の場合は

「過去にとらわれずに前を向いて生きていく」

を理想としています。

なので、自分を前向きにしてくれる本や趣味の道具が必要です。

逆に、いわゆる思い出の品は今の自分を幸せにしないと感じるので、どんなに高価であっても不要です。

このように、①で考えた理想の暮らしに必要なものを具体的に考えていくのです。

そして、必要な物と不要な物のリストを作っておくと、次の工程が楽になります。

もし部屋に余裕があれば、実際に要不要で仕分けしてもいいでしょう。

ここで注意してほしいことがあります。

必要なものを考える時は、あくまでも

「自分にとって必要かどうか」

を重視してください。

他人から見れば不要なものでも自分にとって大事なら、それは「必要最低限のもの」となります。

世間の常識や他人の意見に惑わされないことが大切ですよ。

重要なのは「自分軸」です。

③不要な物を捨てる

最後に、理想の暮らしとは合わない物を捨てます。

ここでやっと「捨て」の作業です。

上記で不要と判断したものを処分しましょう。

不要品は、基本的には捨てます。

きちんと分別して、ゴミの日に捨てましょう。

こう言うと、

「まだ使えるから捨てるのはもったいない」

と思う人もいるかもしれませんね。

「誰かにあげたり、寄付すればいい」

という考えもあるでしょう。

しかし、新品かつ需要がある物以外は、捨てるのが一番いいと思います。

考えてみてください。

まだ使えるからって、誰かが着古した服、ほしいですか?

薄汚れて型落ちしたアイテム、もらいたいですか?

私ならイヤです。お断りですね。

寄付も同様で、本当に相手を思うなら新品を寄付すべきだし、本当はお金を寄付した方がいいのです。

不要品の処分に寄付を利用するのはやめましょう。

なお、どうしても捨てるのが嫌ならメルカリなどで売る方法もあります。

しかし、売れるまでの間は部屋が片付かないため、あまりおすすめしません。


以上が「物を減らして心もスッキリする方法」です。

注意点としては、必ず①から順番に行うこと。

いきなり行動するのは、失敗のもとだからです。

「よく考えずに捨てて大失敗!」

というのは避けたいですよね。

まずは、理想の暮らしについて考えることから始めてみてください。

【まとめ】自分軸で考えることが大切です

今回は

「物を減らしてもスッキリしない理由とその解決策」

について書きました。

物を減らしてもスッキリしないのは

「自分軸で考えていないから」

でしたね。

そして、解決策は

「まず理想の暮らしを考えてから不要品を捨てる」

です。

しかし、この方法だと

「すぐにスッキリしたい」

という人には、少しもどかしいかもしれませんね。

たしかに、あまり考えずに手当たり次第捨てた方が、見た目にはスッキリするでしょう。

でも、自分にとって必要な物まで捨ててしまう可能性があります。

結果的に、心はモヤモヤしたまま。

それなら、きちんと考えてから行動した方が失敗も少ないですよね。

満足度も上がりますよ。

「物を減らしたのにスッキリしない」

を避けるためには、よく考えること。

特に「自分軸で考えること」がとても大事なのです。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ミニマリスト/ブロガー
HSP&内向型人間で会社員の仕事が合わず、会社を辞めてブログで生きることを選ぶ。
関わる人・物・事柄を最小限に生きるミニマリスト。
無類の猫好きで、自分ちの猫が世界一かわいいと信じている。

目次